ビジネスモデルを想定しておく

フリーランスになるのに物理的な独立準備はいくつかあるが、気持ちの面でも心構えという準備が必要になる。
見切り発車でフリーランスとして成功している人もゼロではないが、どうやって収入を得ていくのか、しっかりとシュミレーションしておいた方が安心だ。

世の中には、様々な成功体験が書かれた書籍やビジネスハウツー本がある。
もちろん他人の成功話が自分の成功に結び付くとは限らないが、色々な方法があることを知っておいても損はない。
さらに、独立経験者に直接話を聞くなどして多方面から情報を集め、自分なりのビジネスモデルを決めておきたいところだ。
とはいえ、いざ独立すれば、モデル通りには行かないのがビジネスの世界だ。
それでもビジネスモデルを決める際に様々な想定をしたことが活きてくるときは、いずれやってくるだろう。

フリーランスになると、会社に勤めているときとは違い、様々な雑事が発生するのが普通だ。
そのため、幅広い知識を頭に入れておくと後々楽になる。
また、会社に勤めているときと違い、仲間に気軽に質問できなくなる。
独立後に知らないことが沢山あったことに気付く人も少なくないため、こうした点でもシュミレーションしておくと安心だ。

また、あてにしているクライアントからの売上がいつまでも続くわけではないということを前提に、人脈を作っておくことも重要だ。
会社員時代に出会った人や学生時代の友人などを全てリストに書き出し、先々ビジネスで付き合えそうな人と連絡を取っておくと、仕事を紹介してくれるチャンスが生まれる。
こうしたシュミレーションをしっかりとしておけば、独立後にありがちな失敗のリスクを回避することができるだろう。